そもそも学校って何?③学校での「自分探し」に失敗すると不登校になりやすい

5月 20, 2019

こんにちは!「不登校のこどもを持つ親のための塾」の見守り隊、ごまちゃんです。

母親代表のりゅうかです。よろしくお願いします。

今回少し違った方向から「学校」を見つめたいと思います。
突然ですが、りゅうかさんが若いころ、「自分探し」て流行ったの覚えてますか?

ありましたね~。わたしの同世代も、OLを辞めて海外留学をしたり、有名なサッカー選手も一人旅をされてましたね!

ところで、お友達は海外留学で自分を発見されましたか?

特に聞いてはいないのですが、期待したほどではなかったと思います。

実は学校は、人生最大の「自分探し」をする場所なんです。この話を聞くと、「自分探し」の印象がだいぶ変わってくると思います。。

▼このブログに初めて来られたかたへ。このサイトで何を伝えたいか、下の記事で要約してあります。

親塾~学校とは何か①命がけで「自分探し」をするところ

こどもたちは学校で、ほぼ命がけで「自分探し」をしています。

例えば、家族の中では、「母親の役割、「父親の役割」「兄弟の役割」などがあり、常に指針があります。

できるだけ良い母親、良い父親でいようとすることで生活が充実してきます。

学校の人間関係には、正解がありません。

もちろん宿題をしたり勉強したりする役割はありますが、「人間関係」において、こうすればいい、という正解が無いので、子供たちはその正解を求めて日々試行錯誤を続けています。

これが「正解のない自分探し」です。

学校での「正解のない自分探し」で、こどもたちは毎日かなり消耗しています。

例えば、家庭の中では、「こども」としての立場があります。こどもの立場と役割で発言して生活して、行動するすればよい。でも学校では、全員が「こども」なので、立場による役割が最初から存在しません。

自由すぎて戸惑うのですか?

自由すぎると、それが負担になるんです。だから、自分から不自由な関係を作る、それが「スクールカースト」です。

▼こちらの記事では潜在的に「我が子を愛せない」と恐れを抱いている人への処方箋を記しています。

親塾~学校とは何か②「自分探し」とスクールカースト

学校の中は基本的に「究極の自由」が用意されています。

そこで、こどもたちは、「立場や役割から解放された自由」を楽しめるかいうと、そうではありません。

自由のままでいることは、「地に足が着かない宙ぶらりんの不安定さ」で居心地が悪いので、こどもたちはわざわざ、「自分の立場」を作ることに熱中します。

子供たちが自主的に作った「自分の立ち位置」であるスクールカーストは、会社の管理職並みにくっきりと鮮明で、その分、こどもたちの身分は安定します。

身分が安定すると、気持ちも安定してきます。

この「カースト定住」に失敗すると、不登校になる確率が高まります。

スクールカーストは、自由すぎるこどもたちに「立ち位置」を教えてくれ、居場所を与えてくれるものです。この重要さを大人は理解しないといけません。

学校の中に「自分探しのクライマックス」があったとは驚きです・・・

社会に出た後になると「立場」は周囲が与えてくれるので、本当の意味での自分探しは終焉します。あとは「新入社員」になったり、「課長」になったり、「夫」になったりしていくだけです。学校の中だけが唯一、「自由に基づいた自分探し」が必要なのです。これがけっこうしんどいんですよ。

▼こちらの記事では、誰かに相談することによって問題がさらに解決から遠のくメカニズムを解説しています。

親塾~学校とは何か③学校の「自分探し」よりも社会で定住するほうが楽です

世の中の多くの不登校の親御さんがたは、「不登校だったら社会に出られなくなるのでは」という将来の不安をお持ちだと思います。

一概には言えませんが、もし、「カーストに入りそびれて不登校になってしまった」タイプのこどもなら、社会に出たり大学に入ったらとたんに元気になって、不登校だったことが嘘のように活躍し始めることが多いです。

なぜなら、社会は、最初から「立ち位置」を与えてくれるので、その立ち位置に沿って居場所を見つけることができるからです。

会社員なら新入社員という立場でいろんな役割を与えられますし、大学生であればサークル、アルバイト、ゼミの履修などで忙しく、カーストを作ってまで自分探しをしなくてもすみます。

学校は「自分探し」をして自分で立ち位置を見つけなければなりませんが、社会は立ち位置を最初から与えてくれるので、学生時代より楽に生きられます。

例えば、ですけど、りゅうかさんがもし、「母親」でもなく、「妻」でもなく、そのような立場を与えられなかったら、どんな毎日を送りますか?戸惑ってしまうのではありませんか?

そうですね・・・。一体毎日何をして過ごしていいかわかりません。一日中働いているかも。

人は自分の「立ち位置」を持ったほうが、日常を送りやすいんです。だから、「自分探し」は学生時代だけにして、あとは社会から与えられた立場を大切にしていればいいです。「自分探し」というのは、実は、学生時代にやむを得ずすることで、社会人になったらそんな苦労はしなくて済みますし、する必要もありません。

まとめ

学校とは「自分探し」をする場所、ということがおわかりいただけたでしょうか?

しかもその「自分探し」がこどもを苦しめている、というのは、見落としがちなところだと思います。

大人になって、「自分探し」と称して一人旅をしたり、海外留学をしたりするのは、それは「自分探し」というより現実逃避に近いもので、学校の中での命がけの「自分探し」とはまったく重要度が違います。

スクールカースト定住のために神経をすり減らし、それに失敗して不登校になるこどもが一定数いますが、そういうこどもは大学生、社会人になると別人のように生き生きすることも多いので、過度に不安になる必要はありません。

 

 

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Posted by admin