不登校のこどもにゲームは禁止すべき?どのくらいならいいの?
こんにちは!親塾へようこそ。ここでは、不登校についての知識を増やし、「なるほどなあ」と思ってもらえる情報を(ほぼ)毎日お送りしています。
今回は不登校に限らず、こどもとゲームの関係、禁止または制限すべきか、許可するならどのくらいかと記事にします。
これは、本当に悩んでいる家庭が多いでしょうね・・・ぜひ知りたいです。
結局は各家庭の判断なのですが、社会全体が経済的利益のためにこどもの時間を奪い続けていることだけは認識しておきましょう。
※このサイトではグーグル広告のポリシーにあるように、自閉症スペクトラムや発達障害などのメンタルヘルス的なことは扱いません。すべて一般論として記事を作成しています。
※反発を感じられたり、怒りを感じられる人もいると思います。そんな場合は、「そんな話もあるんだろうか」ぐらいに受け止めてください。
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今回の記事を読む前に、まずこの記事を先に読んでください。こどもをゲームに夢中にならせるのは、日本経済のためです。日本国の経済的繁栄のために我が子を犠牲にする家庭が多いから、ゲーム会社は潤い、機械は売れ、利益を上げ続けられています。
Contents
ゲームはやらせてあげて!ゲームだけが不登校児の味方なんだからという意見
このサイトに訪れる方は、もしかしたらある程度、「不登校児を抱えるカリスマ母のサイトやブログ」を読んでいらっしゃるかもしれません。
管理人も過去かなり読んでいました。そこですごく不思議だったのが、ほぼ100%、ゲーム容認派だった、ということです。
〇ゲームだけが彼の味方なのだからそれを取り上げるのは間違い
〇ゲームをやっていると生き生きしている
〇誰と話ができなくてもオンラインでゲームをしている相手とは楽しそうにお話しできている
という意見です。
そして、ここで少し乱暴な提案をします。上記の「ゲーム」を「違法ドラッグ」または「アルコール」に置き換えてください。
ご自分がこどもだったときのことを思い出してください。見るもの聞くものがすべて新鮮で、どんなことにも心が動き、その光景を覚えているぐらい印象深かったのではありませんか?
こどもは大人の何十倍も感受性豊かです。
たかがゲームですが、こどもの脳は柔らかいので、麻薬並み、アルコール中毒並みの依存性を引き起こすのが普通です。
それでも「ゲームは味方だから」「ゲームしてれば生き生きしてるから」「ゲームしてれば楽しそうにしてるから」と言えますか?
正直、ゲーム会社を設けさせるために、自分のこどもの脳と時間を捧げる必要性は全くありません。それはだれか他の家庭にしてもらってもいいのでは?
赤ちゃんはいないいないばあ!だけでものすごく喜びます。
小学生は鬼ごっこやかくれんぼでもめっちゃ興奮します。
大人になると、アルコールの手助けが必要なような喜びと刺激を、こどもはすぐに得られるのです。
そんな柔らかいこどもの脳に、ものすごい刺激を与えているのが「ゲーム」なんですね・・・ちょっと怖いです。
これはこのサイトで何度も繰り返し言いましたが、例えば不登校が増えたり、発達障がいが増加していても、日本国の経営にはあまり影響がないようなので、野放しにしているんでしょう。
犠牲になるのは末端の家庭ですし、容認しておけばゲーム会社は大儲けで日本国も潤います。
こちらは「不登校が発生する社会の仕組みとそこから必死に逃げるこどもたち」を記事にしています。逃げられるうちは逃げるのも一つの方法です。
こちらの記事では、「良いお母さんは危ない」ということを社会学的チックに開設した記事です。当サイトの一番の人気記事です。
ゲーム以前に「映像のみ」でもこどもには悪影響とする説がある
いきなり結論から言います。
ゲーム以前に映像のみでもこどもに悪影響を及ぼすという説があります。
特に有名なのがドイツの哲学者・教育者が提唱した『シュタイナー教育』という実践法です。↓以下の記事参照
シュタイナー教育を実践している幼稚園が日本にもあります。そこの園長先生は、「週末にテレビを見ている家庭」のこどもの様子は、平日でテレビなしの生活をしているこどもとは全く違い、落ち着きが無く、目線が泳いでいて、まとまりがない印象を受けるといった感想を持たれたそうです。(あくまで個人の感想です)
そういえば、家にテレビが無い家庭のお子さんに幾度か会いました。落ち着いていて「この世界を信頼してます」的なオーラを感じました。まだ幼稚園児だったのですが・・・
こちらはこどもが急に元気が無くなり「ほっといて!」と言うようになったときの本音と対処法を紹介しています。
「ゲーム脳」「ゲーム障害」という言葉から実感として感じるもの
「ゲーム脳」と言う言葉をご存じでしょうか。
日本大学教授のの森昭雄さんというかたが書かれた『ゲーム脳の恐怖』という書籍が一大センセーションを巻き起こしました。
ものすごくシンプルに言うと、ゲームをしすぎると前頭葉(人間らしい情緒を司る領域)に信号が行き渡らなくなり、人間らしい情緒が欠落し、生活に支障をきたすというものです。
その書籍が発表されたのち、一斉に「そんなん嘘っぱち」的に大々的な反論が繰り広げられ、盛大にバッシングされた、という点が見逃せません。
ものすごく平板な目で見て、一日中家にこもってゲームをしているこどもの表情と、外で遊んだりスポーツしたりしているこどもの表情を見たら、明らかな差異があることはわかるような気がします。
そして現在では、世界保健機構にも、「ゲーム障害」という名称の新しい病気として認定されており、ゲーム依存・ゲーム障害の脳の状態は「アルコール依存」「ギャンブル依存」と酷似している、としています。
つまり、ゲーム依存は立派な(?)病気である、ということです。
「疑似科学の嘘っぱち」と叩かれていたことを世界の医療機関が認めた、ということです。
なぜあそこまで盛大に叩かれたのかは、理由は明白です。
泡沫家庭のこどもが時間を奪われ人間らしい心を失っても、たくさんの企業の経済活動が優先されるべきであり、国が潤うことのほうが大事、という偉い人たちの方針があったのでしょう。
管理人さんの言うことは極端だとしても、こどもをゲームに夢中にさせることで企業が潤い国が潤っていることは事実です。
ゲーム障害がアルコール依存と同じ脳波というのを聞けば、事の重大性が少しわかってもらえるのではないでしょうか。
こちらは、「自分探しとスクールカースト」の苦しさをテーマにしています。これが受け入れられなくて不登校になるこどもも一定数います。
ゲームを制限するかしないかは家庭の裁量に任されている
今、国はどんどん「あとは家庭で何とかしてね」的に問題を丸投げしてきています。
不登校も「問題ではない」(だから自分で解決してね!)という具合に方針を転換してきているし、ゲームも同じです。
あるゲーム会社は「見守りアプリ」を作って、親が時間制限をしたり監視したりできるようにしています。
つまり、
「自分次第で依存は防げるようにしてあげたのだからあとは勝手に自分たちで何とかしてください」ということです。
アルコールが依存を招くのをわかっていてお酒は販売されているし、ゲームも病気になるほど依存するのをわかっていて未成年に堂々と売られています。
お酒に関しては20歳以上、という制限がかろうじて生きていますが、ゲームに関しては、三歳からでもできてしまいます。
親はこどもをゲーム依存から守る最後の砦にさせられ、孤独な戦いを強いられています。
一方で自覚的な親は、「映像を見せる」ことさえものすごく神経を使い、こどもに余計な刺激を与えずのびのび生活させるよう努力しています。
まとめ
〇ゲーム依存は、世界保健機構も認めた新しい疾患
〇国は経済活動を優先して家庭にゲームを制限するなどの方策を丸投げ
〇こどもの脳に関心を寄せている人は、映像を見せることさえ控えめにしている
とお伝えしました。
制限するかどうかは、あとはご自分次第です。
もちろん、ゲームを制限するのが非常に難しいことなのは、管理人も知っています。
ただ、個人的には、ゲーム会社や国の経済的利益のために自分のこどもを犠牲にしなくてもいいのでは、とも思います。
皆さんに少しでもお役に立つ情報が提供できるよう定期的に更新していきます。
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