不登校児・思春期のこどもがさっぱり理解できないとき読む記事

7月 22, 2019

こんにちは!親塾へようこそ。ここでは、不登校についての知識を増やし、「なるほどなあ」と思ってもらえる情報を(ほぼ)毎日お送りしています。

今回は、「こどもがさっぱり理解できない」と感じるときに読む記事です。

こどもは一年前ぐらいから学校に行き渋るようになり、ここ三か月ぐらい完全不登校です。
今、いっしょうけんめいこどもを理解しようとしていますが、会話さえ成り立たない状態で・・・途方にくれています。こどもがまるで赤の他人みたいに思えています。

赤の他人に見える、というか、もともと違う人間ですから、完全に理解できるというのは幻想です。しかも、今彼らの瞳に映っているものは、りゅうかさんの見ているものとは別のものです。気持ちが通いにくくなるのは当たり前です。

※このサイトではグーグル広告のポリシーにあるように、自閉症スペクトラムや発達障害などのメンタルヘルス的なことは扱いません。すべて一般論として記事を作成しています。

※反発を感じられたり、怒りを感じられる人もいると思います。そんな場合は、「そんな話もあるんだろうか」ぐらいに受け止めてください。

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こちらの記事では、「不登校のこどもを持つ家庭の兄弟姉妹の接し方」です。当サイトのロングセラーです。

不登校児と思春期のこどもが住んでいる世界

いきなり結論です。彼らは今、真っ黒い塊のようなものに全身を押さえつけられてもがいています。

今まで生きてきて築き上げた「こどもとしての人格」は木っ端みじんに砕け散り、性衝動や他人からの承認欲求と言うモンスターに振り回されて苦しんでいます。

自分が自分ではなくなる、ということがどれだけ恐ろしいことか、想像してみてください。

自分の性格が占めていた場所に、ものすごい気味の悪い真っ黒な塊が押し寄せてきて占領してくるのだから、たまったものではありません。

性衝動だけではなく、人の悪意や意地悪、マウンティング、主導権争いなど、見たくないものもガンガン見えてきます。教室は完全閉鎖の密室で逃げ場もありません。

彼らの住む世界は、一日生き延びるだけでけっこうサバイバルではありませんか?

小学生の時代までに両親から過剰な保護を得ていたり、また全く放置されてネグレクトされていた場合、思春期の圧力は本人の人格を押しつぶしてしまいます。

もし不登校の種類的に「投げやりになる」「無気力で表情が無くなる」「平気でうそをつく」的なものであれば、それは小学生時代までに与えておくべきものを過剰に与えすぎていたか、まったく与えられていなかったかのどちらかでしょう。

我が家の場合は、無気力、投げやりというより、本人自身も「学校に行きたいけど行けない」と苦しんでいる感じです。

「四六時中、友達からも教師からも評価され続け、その評価から逃れる時間が一分も無い」ことによるストレスもあります。親に承認されるだけでは全然だめで、友達や学校でうまくやることが必須なのにうまく周囲に合わせられないこともあります。

子供も苦しんでいるんだ・・・。

こちらはこどもが急に元気が無くなり「ほっといて!」と言うようになったときの本音と対処法を紹介しています。

不登校・思春期のこどもは親をどう思っているか

この時期、こどもは親を等身大に捉え始めます。

今まで権威主義的にこどもを圧力で支配していた場合、こどもに激しく失望されバカにされ始めます。

この時期粗暴になったり、手を振るったり、物を壊したりするタイプがこれに当てはまります。

今まで親を仰ぎ見ていた分、「実際は大したことないじゃん」的に見下し始め、手を振るったり親を家から締め出したり、壁に穴を開けたりもするでしょう。

ここでは「発達障害」は取り扱いませんが、よくブログなどで「発達障害だから」というエクスキューズと乱暴なこどものふるまいを世間に公表しているかたがいますが、それは実は違う場合も多いです。

親が等身大に見えてきたとき、今まで高圧的に接していればいるほどその落差に、

親なんて大したことないじゃん

と真実に目覚めたことが原因で、粗暴になっている可能性があります。

あくまで可能性で断定ではありません。それと同時に、「自分も実はまったく大したことがない」という激しい失望もセットになっていることが大半です。

以前は、今ほど「発達障がい」という言葉が無かったのですが、あまりに発達障がいを気安く名乗られると、本当に発達障がいで苦しんでいるこどもや家庭が、ちょっとかわいそうかも、と思ってしまうこともあります。

こどもに対しての今までの振る舞いが、今全部総決算されている、と受け止める謙虚な気持ちも必要ではないでしょうか。

こういうことは、ネットコミュニティなどで発言すると、炎上するきっかけにもなるのですが、ほかの人と同じことを言っている記事を量産しても意味がありません。

こどもが中学生になったとき急に粗暴になって親を馬鹿にしたり貶めたりし始めた場合は気安く発達障害を名乗らないように(こどもに障がいを押し付けないように)しましょう。

小学生まではいい子だったのに、というかたは特に、

もしかしたら、今まで自分がこどもを押さえつけ、君臨したことが原因かもと、少し振り返ってみてください。

少なくとも、不登校や粗暴な振る舞いのすべてが発達障がい、ということは無いです。しかもあまりに「発達障がいだから乱暴で」というエクスキューズをクローズアップしすぎると、「発達障がいだったら家族や人に乱暴にしてもよい」という誤った認識を広めてしまう可能性もあります。

我が家の場合は、粗暴になるのではなくどちらかというと無気力になる感じかも・・・てことは、ホルモンバランスや、周囲の評価尽くしの視線が怖いタイプの不登校かな?

こちらは、「こどもと心を通わせるとっておきの方法」です。心がけてすぐ効果が出る方法なのでぜひ試してみてください。

傷つきやすくなり、周囲の視線が怖くなる

これは、重症な場合とそうでない場合という程度の差はありますが、思春期に必ずついてまわるものです。

人と自分を比べ、容姿を受け入れ、能力差を受け入れるという試練がこどもに課せられるのが中学生からです。

それまで、「みんな平等」「かけっこはみんな一番」「劇はみんなが主役」というスローガンで平等に接せられていたのに、急に評価に晒されて陳列棚に並ばされる感じを想像してください。

思春期では、今までとは違い、同世代からの評価が遠慮なしに下されます。

それは恐ろしいほど辛辣で恐ろしいほど的を得ていて、自分が丸裸にされるほど正確で容赦の無いものです。

小学生までは親が少し学校にねじ込んで「うちのこどもへの扱いがひどい」と訴えればすぐに教師が動いてくれていたのとは違い、こども同士の格付けし合いは大人では対処のしようがなく、正直どうにもなりません。

大人はもうこの時期を通り過ぎてしまっているので忘れていますが、中学生時代の同級生の目の辛辣で容赦のないこと!

しかも、親や教師も入ってこられない評価の嵐は、こどもをとことん追い詰めてしまいます。

逃げ出しても仕方ないくらいのものかも知れません。

まとめ

〇思春期には、今まで築いた人格がすべて崩壊するほどの衝撃を受ける

〇こどもが親を等身大に見始め、今まで押さえつけられていたことに気づいて親を小バカにし始める。と同時に、自分もたいしたことがないと失望する。

〇同級生の恐ろしいほど正確な評価、格付けのし合いの嵐に見舞われる

中学生時代は、このような、不登校や社会との断絶に向かいがちな条件が揃っています。

ここで扱えないような、精神科のお医者さんの出番があるような問題でない限り、このような衝撃は高校生になると次第に和らぎ、うそみたいに不登校が解決する場合も多いです。

思春期で異性の目が同性の目よりも大事になってきた

同級生同士の格付けし合いに慣れて平気になってきた

等身大の自分、等身大の親の姿を受け入れられるようになってきた

と言う感じに好転することも多いです。

あるいは、高校生のとき不登校で大学生になって急に活発に人と交わりだすこどももいます。

反発を感じられるかたもいるかも知れませんが、こういうこともある、という具合に受け止めていただけると幸いです。

皆さんに少しでもお役に立つ情報が提供できるよう定期的に更新していきます。

ここに書いている記事は、すべて管理人が確信を持っていることです。もしよかったらご意見ご感想をお寄せください。

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Posted by admin