不登校児の「明日は学校へ行く」といって行かない理由を知る記事

こんにちは!親塾へようこそ。ここでは、不登校についての知識を増やし、「なるほどなあ」と思ってもらえる情報を(ほぼ)毎日お送りしています。

不登校について話し合う中で良く、「明日は学校へ行くよ」という言葉があります。そして朝になると大抵、「やっぱり行かない」となって、がっかりするというものです。

前の日に、「明日は学校へ行くよ」という言葉を信じて、朝ご飯を作ってランドセルの用意を一緒にしているのに、朝になって「やっぱり行かない」の繰り返しです。
親としては、「明日こそ学校へ行ってくれるかも」という希望で気持ちが上向き、朝、やっぱり行かないという事実で落ち込むという、まるでジェットコースターに乗っているような気持ちの揺れで参ってしまいます。

期待しては裏切られ、期待しては裏切られ、という感じですね・・・親としては辛いと思います。
そんなときのこどもの気持ちはいったいどんなものか、こんどは子供の立場から代弁したいと思います。

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「明日は学校へ行くよ」て言わせたいんだろうな・・・

こどもは基本、親のことが大好きです。

親がこどもを好きな何倍も、親のことが大好きですので、親を喜ばせたい、心配をかけたくないとも思っています。

そして、こどもは親の心を奥底まで見抜いています。

ほとんどテレパシーみたいなもので、言葉の表面以上の、深い本音の部分まで見抜いています。

明日は学校へ行くの?て聞く親は、本音で、「行くよ!」と答えてくれることをものすごく期待していることに、こどもは気づいています。

そう答えることで、親の気持ちを落ち着かせ、明日の朝までものすごく平和で穏やかな時間が過ごせることを知っているので、こどもは一生懸命、「明日は行く」と答えていることが大半です。

親の「何としても学校へ行ってほしい」という本音に答えてあげるために一生懸命「明日は行く」と言っているのです。

行かないなら行かない、て言ってくれてもいいんですけど・・・

「行かない」ていうと、きっとお母さんが悲しむ、落ち込む、明日まで機嫌が悪くなって家の中の雰囲気が悪くなる、と思っているのです。

期待だけさせて朝になってやっぱり行かないっていうほうが、こちらはもっと辛いんですが・・・

▼親がこどもを追い詰めてしまう「ダブルバインド」。無意識のうちにやってしまっていませんか?

親が前の日に確認するのは「自分が安心したいから」

不登校になって初期のころ、親は毎晩

「明日は学校へ行く?」と聞いています。

前提条件として

・学校へ行くのは当たり前

・どうしても学校へ行って欲しい

・「学校へ行く」という言葉を聞いて安心したい

という理由で、毎晩確認を取ります。

こういう心理は誰にもあるだろうし、特に初期のころには持って当然の心理です。

全然悪いことはありませんし、ごく普通のことだと思います。

もし問題があるとすれば、

自分が安心するためだけに、こどもを心理的に追い詰めて返事を迫っている

ということに無自覚である

という点です。

 

不登校のこどもにとって「学校へ行くかどうか」というのはものすごく重い質問です。それを毎晩聞かれてきて、しかも母親が期待する返事は「明日は学校へ行く」と言う返事だけなのだから、こどもは嘘を言っている自覚を失って「明日は行くよ」と返事をしてしまいます。

ではどうやって明日は学校へ行くかどうかを知ればいいんでしょうか?

自分の気持ちを相手に代弁させることの罪

結論から言うと、

母親はどうして、「お母さんはあなたに学校に行って欲しいのだけど、あなたはどうしたい?行きたい?行きたくない?」

と聞かないのでしょうか?

どうして、「学校へ行くの?」と、答えをすべてこどもに丸投げしてしまうのでしょうか?

主語抜きの問いかけは、相手を心理的に追い詰めます。期待する答えが決まっている場合は猶更です。

例えば、テスト前にゲームをしているこどもにいつ勉強するの?と頻繁に聞くと、こどもは次第にイライラしてきます。

お母さんはそろそろゲームを辞めて欲しい。明日テストだし。

と率直に言葉をかけるほうが、気持ちが伝わりますし、それもそうだな、と納得がいきやすいのです。

それが「いつ勉強するの?」と問われると、誘導尋問に合っているような嫌な気持ちがします。

「明日は学校へ行くの?」も同じです。

「明日は行くよ」と言わせたいのは明白で、主語を抜くことで相手に自分の望む答えを(無意識のうちに)強要しているのです。

こういうことの積み重ねが「ダブルバインド」「心が通わない人間関係」「学校に行くと言っておいて行かないと言う嘘をつき続ける」結果につながっていくのです。

たぶん親は、答えを強要しているつもりはないでしょうけど、その無自覚なことがよけい厄介です。

別に「行かない」と言ってくれてもいいのですが・・・

こどもは親のことが大好きですから、少しでも親の気持ちに沿ったことを言いたいのですよ。実際に行けなくても、そういうことでお母さんが喜ぶから、と思ってしまうのです。

お相手と心を通わせる人間関係を築くために心がけたいことはコチラです。「わたしは~と思うがあなたはどうか」という風に主語を入れるだけで、人間関係は劇的に進みます。

まとめ

〇「明日は学校へ行くの?」という問いかけは「行くよ」とこどもに答えさせたいために聞くもの。

〇こどもは親が好きなので、親の期待を察知して嘘をついてしまう。

〇親はこどもを追い詰め、嘘を常習的につかせていることに無自覚なのが問題であり、「ダブルバインド」のオンパレードになってしまう。

学校に行くか行かないかをこどもにそのまま質問を投げかけるのではなく、

お母さんは行って欲しいけど、

ときちんと要望を伝えてから、こどもの返事を待ちましょう。

こういうことの積み重ねで、こどもと心が通い合わせるようになり、不登校がどこから来るのか、どうやって解決していくのかが見えてきます。

皆さんに少しでもお役に立つ情報が提供できるよう定期的に更新していきます。

ここに書いている記事は、すべて管理人が確信を持っていることです。もしよかったらご意見ご感想をお寄せください。

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