思春期にこどもが急に変わってしまった!と変化に戸惑っている親が読む記事

8月 6, 2019

こんにちは!親塾へようこそ。ここでは、不登校や子育てについての知識を増やし、「なるほどなあ」と思ってもらえる情報を(ほぼ)毎日お送りしています。

今回は、こどもが中学生とか思春期になって急激に変化しているのに戸惑っている人に向けての記事です。

今までは何でもしゃべってくれていたのに何も言わないし、元気がないように見えるし、すぐキレるし、暴言を吐くし、本当に困っています。昔のこどもとは別人みたい・・・

実は本当に「別人」になっているのですよ!

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人は12歳で精神的に生まれ変わる

いきなり結論です。12歳以前のこどもと、12歳以後のこどもは別人です。

どういうことかというと、心がそっくり入れ替わっている、生まれ変わっている、一度死んでまた再生している、といった感じです。

これは、日本の心理学の草分け的存在、河合隼雄氏が著書の中で述べていたもので、ある人がこう言ったことを引用されていました。

「僕は12歳でこどもとしての人格を完全に完成させた。あとは死ぬしかない」

人間は実際、大人になるために一度こどもの人格を捨てて、新しい大人の人格を手に入れなければならないのです。

大人は忘れていますが、12歳~15歳辺りで自分の心は何か得体の知れない闇のようなものがセットで息づいていることに気づきます。

性的衝動だったり、人の心の怖さだったり、崇めて信頼していた親が実は全くつまらない人間であることに気づいたり(実際につまらないのではなく、つまり「平凡である」ということ)、

自分と同じように、周囲の友達もみんなこの闇を持っていていつ牙を剥くかわからない怖さに気づきます。

そのような怖さはすべて、「自分もその闇を抱えていること」に気づくことから始まります。

そんなことで、朗らかで無邪気なこどものままではいられなくなるのです。

こども特有のあの無邪気な自分と永遠にお別れしなくてはならなくなるわけですね・・・この感覚は、「かけがえのない親友と別れる」感じと同じです。

そういえば、そういう感じだったかも知れません。少し前の自分がものすごく遠くなった時期がありました。あの時は悲しかったです。

そのような劇的な変化は、人生において二度と起きません。心も体も別人になるのですから。

▼親がこどもの人生を乗っ取るとき・・・

今までと同じではいられない

こどもにとって一番辛いのはこれです。

今までと同じでいることを、周囲が許さず、自分の体も許してくれないのです。

ものすごい変化を経ているのに、周囲も体も待ってくれない。

こうなると、今までと全然変わらない母親の小言がうざったくて仕方なくなります。

特に注意すべきことは

子供時代朗らかであったこどもほど、大きなギャップを感じる

という点かも知れません。

人間は、腹黒いです。

人間は、性的などろどろしたエネルギーをいつでも内側に溜め込んでいます。

人間は本音と言葉が大きく違うことがよくあります。

人間は信用できません。

こういう事実を目の当たりにして、彼らは社会に対して、大人に対して、仲間や自分自身に対してかなり攻撃的になっています。

大人はそういうことに慣れてしまって「そんなもんや」と受け入れますが、子供時代純粋であったらそれだけ、受け入れるのに苦しむ場合があります。

気持ちの優しいこどもほど、外に攻撃を向けず自分の内側に攻撃を向ける傾向があります。そうなると、不登校になったりするのです。

そういえば昔、「みんな心の中でものすごいことを考えているんだな」と我ながら驚いたことがあるな・・・女の子に対する衝動とか、ウザイ奴に対する悪口とか。表面上仲良くしてて裏ではみたいなギャップにビビッてた時期があるな。

男子は性衝動、女子はマウンティング

男子は性衝動、女子は同性同士のマウンティング、これは、生涯に渡ってずっと悩まされることになります。

女子は十代に入るころから、男子は中学二年生のころから、この二つの要素に心を食い破られるほど振り回されます。

中学二年生以降、結婚して落ち着くまではずっとこれらに振り回され、子供時代12年間培って完成させた「こどもの人格」を自分の手で粉々に砕かなければついていけない状況に、こどもたちは置かれています。

結婚してこどもを儲けたわたしたちはすでにこれらに過度に振り回されないのは、

性衝動とマウンティングの結果としてパートナーを獲得して子孫を残した

という余裕があるからであって、思春期のこどもには余裕はまったくありません。

男子の性衝動の抑圧の辛さは女子にはわからないし、女子の激しいマウントの取り合いのしんどさは男子にはわかりません。

しかも彼らは、それらを始終刺激され続ける「学校」という密室空間に入れられているのです。

そこから一定数のこどもが脱走するのも、無理からぬことかも知れません。

女子のマウンティングなんて、パッと見て自分よりかわいいかそうでないか、モテそうかそうでないか一瞬で評価してくるとか、恐ろしいですね。そんな気持ちを隠してを何食わぬ顔で仲良くするとか、凄いです。

男の子は、寄ると触るといやらしいことばかり考えて、どの子がどうだとか話してて、頭の中にはそれしかないみたいで、ほんと大変ですね。

子孫を残すために異性をゲットする、そのための本能なんですからそれが普通なんですよ、高校生になるとそういうのも許せるようになってくるんですよ。中学生はなかなか難しいけど。

まとめ

〇人は12歳で強制的に「完成したこどもの人格」を捨て去ることを強要される

〇今までのままではいられないように周囲も体も追い立ててくる

〇男子は性衝動、女子はマウンティングで神経をすり減らす生活が始まる

大人は忘れていますが、こういう時期が必ずあったはずですし、かなりしんどかったはずです。

忘れているのは、結婚してこどもを持ったことである意味「性衝動・マウンティングの目的」を果たしたからです。

こどもは今その苦しみを背負い始める時期です。

大人は見守るしかありませんが。

皆さんに少しでもお役に立つ情報が提供できるよう定期的に更新していきます。

ここに書いている記事は、すべて管理人が確信を持っていることです。もしよかったらご意見ご感想をお寄せください。

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Posted by admin