思春期には「もう一人の自分(潜在意識)」が恐ろしくてたまらない

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今回は、こどもの立場に立って考えてみます。こどもが不登校になるのはどんな気持ちからか、考えてみたいと思います。

学校に行きたい、行かないといけないけど、でも行かれない、という葛藤があるんですよね・・・なぜ行かれないのでしょう?ほんとに行きたいと思っていないから?思春期だから?思春期って何なんでしょう?

まず不登校のこどもは、自分を恐れています。「自分以外のもう一人の自分に存在を脅かされている」と感じているからです。

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思春期のこどもは「もう一人の自分」に浸食されている

メンタルヘルス的なことを抜きにしても、思春期のこどもはある恐れを持っています。

その恐れとは、

〇自分が自分ではないような気がする

〇自分が変化していくのが怖い

というもので、大人にはなかなか想像しにくいものかもしれません。

なぜなら大人は、そういうことにある意味耐性があり、それこそが「人間の本性・本音」である、と知ってしまって(?)いるからです。

たとえば、大人であれば、自然に自分にも他人にも許すことができるが、思春期のこどもにはとても耐えられないように感じるのです。

・心では相当ひどいことを考えているし、でもそれを笑顔でラッピングするのが大人の世界

・心では性的な衝動や、他人を追い落とすような腹黒いことを考えているけど、でもそれはみんなお互いさまで、それを許し合い共存するのが大人の世界

・自分が感じていることは必ずどこかで相手に伝わっている。人を根本的に完全にだますことはできないと知っている

・自分の中の感情を人に擦り付けて非難するのは不毛であり、結局自分の中で処理するしかない

という風に、大人は自分とうまく折り合いをつけた上で、他人の自分に対する評価も受け入れることができます。

ところが、こどもは純粋でそういう「自分の中の負の部分を受け入れる」ことに慣れていません。

思春期のこどもは、「いつもの自分」のほかに「裏の自分」が存在することに気づいてしまっています。「裏の自分」はいつもの自分より力を持っていて、「いつもの自分」を押さえつけようとしてくるのです。

小学生低学年までのこどもは「いつもの自分」も「裏の自分」も一緒で分離していませんよね、つまり「無邪気」ですよね。

思春期の「裏の自分」の代表的なものは男子で「性衝動」女子で「マウントの取り合い」になります。
大人は忘れてしまっていますが、この二つはいつもの自分の人格を破壊するぐらい力を持っていて、こどもたちは恐れおののいてしまいます。
しかもそれを外部に知られてしまうのを恐れているのです。

▼思春期の荒れようは異常だけども、それは人格がそっくり入れ替わっているからです。

「もう一人の自分」の存在感

なんだかスピリチュアル系か心理学チックに聞こえますが、気軽に聞いてください。

こどもは大人のように、「もう一人の自分」をすんなり許容できません。

・なんだか自分でも驚くほどめっちゃ腹が立ってしまう

・ムラムラする

・ちょっとしたことなのに無性に落ち込んだり、悲しかったりする

こういう現象は、大人でも一日に何度も出くわします。

自分でもびっくりするような感情の嵐に見舞われてしまうこともしょっちゅうです。

人間は表面的な意識だけでなく、潜在意識があり、そこから感情がやってきて人の人生を彩ることを知っています。

でもこどもは、ようやく「潜在意識」の存在に気付いたばかりです。

・こんなことを思うなんてぼくはイヤラシイ人間だ

・ものすごく不安で、おなかが痛くなってきた

・どうしてこの子の前だと媚びたり、落ち着かなくなってしまうのだろう

などと、自分でないものに振り回される感じがして、こどもたちはへとへとになっています。

そして、一番大きな問題として、こどもたちはそのような「もう一人の自分」の圧倒的な力を持て余し、外部から見られることを恐れています。

大人なら、イヤラシイ気持ちになっても「それが男だ」と自然に受け入れられるし、女性なら「美しくて魅力的なのは特権なんよね、仕方ない」と受け入れたり、それなら少しでも自分も美しくあろうと努力したりすることもできますが、こどもはそうはいきません。

こんなことを考える自分はおかしいんではないか、とか、隠さなきゃ、とか、自分が分裂するような気持ちを持て余してしまいます。

確かにそんな時期があったかも・・・

自分でない自分が内部で暴れだすんですよ?怖いと感じるのも当然です。

▼思春期の変化はどこから来るかお答えします。

「そんなもんだよ」と言ってくれる人がいればいいけど・・・

これは、不登校児に限らず、思春期の周囲に「そんなもんだよ」と言ってくれる人がいるかどうかでもかなり変わってきます。

例えば、自分の母親が潔癖で、性に対して罪悪感やうしろめたさを感じて後ろ暗いもののようにして隠している場合。

男子は、自分の性衝動に罪悪感を感じますし、悶々と「こんなことを考えるのはおかしいのではないか」と悩んでしまうかも知れません。

女子が「○○ちゃんは嫌いよ、こんな意地悪をしてくるし、ほんとうにイヤ」と言うと、

「お友達のことをそんなふうに言うものではありません」と否定したり、「そんなにイヤな子なの?お付き合いをやめるか、ママが電話していってあげようか」といった許容的でない態度を見せたりする場合、

こんなことを思ってはいけないんだ

と、自分のありのままの気持ちを抑圧する癖がついてしまいます。

これが逆に、

「それが自然なことだよ」

「そう思うのは仕方ないよね、ほんといやなこともあるよね~」

と許容的だと、「人の心と言うのはさまざまなことを勝手に考えたりするもんなんだ」と自分の素直な気持ちに肯定的に過ごすことができるようになります。

親はついつい「そんなことを思ってはダメだ」と自分の気持ちを抑えてきれいな言葉を出そうとしますよね、特にこどもの前だと

親はこどもにお手本を示さなくてはなりませんが、最も良いお手本は「常に自分の気持ちを許容していること」つまり「もう一人の自分と仲良くしていること」です。
意地悪な気持ちも否定的な気持ちも、どれも大切な自分の一部ですよね。

まとめ

〇こどもが恐れているのは「自分が自分で無くなる」「自分が分裂する」こと

〇もう一人の自分(潜在意識)からくる性衝動やマウントしたい気持ちは、人間のごく自然な感情です。

〇「そんなもんだよ」と周囲が肯定的になってあげると、こどもも自分に肯定的になる

人はときどき、自分でもぎょっとするほどひどいことを考えたり、激しい感情の嵐に見舞われることがありますが、それを否定してしまうと、素直な気持ちを自分で受け入れるというレッスンを逃してしまいます。

周囲が許容的になることで、こどもが自分自身を自然に受け入れることができるようになります。

皆さんに少しでもお役に立つ情報が提供できるよう定期的に更新していきます。

ここに書いている記事は、すべて管理人が確信を持っていることです。もしよかったらご意見ご感想をお寄せください。

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