子育てでもっと「兄らしさ」「姉らしさ」が欲しいと思ったとき読む記事

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今回は、兄姉が「らしくない」と思い、もっとお兄ちゃんらしくなってほしい、お姉ちゃんらしくなってほしいときに読む記事です。

うちの子も、もっとお姉ちゃんらしく責任感を持っていたり、下の子の面倒を見てくれると嬉しいのですが、なかなか理想通りにはいきません。

昔はもっとお母さんらしいお母さんやお兄さんらしいお兄さんがたくさんいました。最近では「~らしい」というのは流行らないみたいですね・・・「~らしさ」を捨てることによって得るものもあり、無くしたものもあります。

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『妖怪ウォッチ』のコマさんとコマじろう

小学生のお子さんがいらしたら、アニメ『妖怪ウォッチ』を見たことがある人も多いでしょう。

その中で、狛犬の妖怪であるコマさんとコマじろうというゆるキャラがいます。

コマさんはドジだけど非常にお兄さんらしく弟を全力で守ろうとして,賢い弟のコマじろうはちょっと抜けているけどもいつも全力で兄らしくあろうとするコマさんをこよなく尊敬しています。

あの姿が最も典型的な「兄らしさ」です。

自分は兄として自覚があり、何としても弟を守ろうとし、弟に兄らしさを見せようとする感じです。

現代では、この姿はもう失われているかも知れません。

「兄らしい」も無くなっているし、「女らしい」と言うとセクハラと騒がれ、「男らしい」というと「男らしさを押し付けるな」と言われてしまいます。

コマさんとコマじろうのような兄弟を見て、「あんな兄弟いいな」と思ったり、「お兄さんらしいな」と思ったりするのですが、あの姿は兄弟ですさまじい葛藤を経た後もしくは、二人とも並外れて他人を思いやれる性格でないとなかなかあり得ない姿です。

現代であの兄弟の姿を現実に見るのは難しいでしょう。

現代社会は「~らしさ」をいろんな方面から削り落として「みんなが一緒で平等」を良しとしているからです。

現代は「~らしさ」をなぜかとても敵視している印象です。もちろん、「女だから我慢しろ」とか「女には勉強は必要ない」などというのはナンセンスですが、「女性らしさ」「男性らしさ」「兄らしさ」といったものまで不必要なものとして見ている感じです。

女の子でしょ!とか男の子でしょ!ていう言葉もあまり聞かれませんよね、そう言えば。

これが一昔前は、「~らしさ」を世間がかなりの圧力で押し付けてきていたのかも知れませんが、世の中にはたくさん「兄らしい姉らしい」「男の子らしい女の子らしい」こどもがいました。今では絶滅危惧種かも・・・

▼一方で、「兄弟間差別」もこどもや親を悩ませています。この記事とは逆のベクトルで眺めている記事はコチラ。

兄らしさ姉らしさと「自分らしさ」は両立しない?

兄らしさ姉らしさが無くなったのと同時に、世間ではすべての分野において「自分らしさ」がもてはやされています。

兄とか姉とか、弟とか妹というカテゴリーが無くなっている代わりに、枠にとらわれない伸び伸びした感じが良い、とされているのでしょう。

「~らしさ」が無くなっている要因の一つとして、社会が「~らしさ」を必要としなくなったという点も挙げられます。

昔は長男は家を守る、とか、男は国のために兵隊に行く、とかそういう逞しさを社会が必要としていました。

でも今は、男は兵隊に行く必要が無くなり、女も男と同じように外に働きに出て稼ぐのが当たり前になっています。

そういう社会的な役割分担の境目が無くなった分、窮屈な「~らしさ」が必要とされなくなり、同時に敵視されることになったのでしょう。

その変わり、日本の男女、日本のこどもは、男らしさ、女らしさ、を失ってしまいましたし、こどもも兄らしさ姉らしさを失ってしまいました。

昔の男性は女性を一言で黙らせる威厳が備わっていました。そして母親は今の母親よりずっとこどもたちに敬われていました。今は男性は家庭で存在感を無くし、母親は子どもたちから軽く扱われています。

確かに、今の高校生の親ぐらいまでは、父親はもっと怖かったし母親に口答えするとか考えられなかったかも。

昔の男らしさは「国を守って命をなげうつ」という正真正銘の勇気が元になっていましたし、母親にしても、こどものことを自分の命よりも大切に扱うのが当たり前だったからこそこどももそれを感じて敬っていたのです。

▼我が子なのに「相性が悪い」と感じた時

「対等な関係」で得るものと失うもの

兄弟を対等に扱うと、けんかが耐えません。

兄は当然兄らしく弟を守ろうとはしないし、姉は自分の楽しみを追求して兄弟の面倒を見たりしません。

でもこれが、現代の「姉らしさ」「兄らしさ」「女らしさ」「男らしさ」拒否し、敵視し、「自分らしさ」を追求した結果です。

たぶん、平等でありつつ兄らしさ姉らしさを保つのは、無理です。

兄らしさ姉らしさを発揮するには「自己犠牲」のおまけとして得られる弟たちからの尊敬です。自己犠牲も無しに無条件に弟たちから敬ってもらおうと思うのは虫がいいです。

そして、もし、「兄らしく、姉らしく育ってほしい」と思うなら、厳しく「お兄ちゃんだから○○しなさい」と言いつつ、常に兄としての威厳を保てるよう兄弟間の扱いを変えていき、兄に多くの利益がもたらされるよう工夫しないといけません。

現代の母親がそのようなことをするのはまず無理でしょう。

現代は常に「平等」に向かっていく時代です。自己犠牲や優遇ということを非常に敏感に拒絶していきます。幼児教育から一貫して、かけっこもみんなが一番、劇もみんなが主役、という教育を受けますし。そこに「年長者らしさ」を求めるのは難しいです。

学校でも年長者が下級生をかわいがる、というより、一緒になって遊ぶ感じですね。昔ほど先輩後輩を言わなくなりましたね。

▼もし兄弟に不登校のこどもがいたらどのように接すればいい?

まとめ

・妖怪ウォッチのコマさんとコマじろうみたいな兄弟は絶滅危惧種

・兄らしさ、姉らしさと「自分らしさ」は両立しない

・兄らしさ姉らしさは、こどもの自己犠牲と親の年長者の優遇があって初めて成立するので現代の親には難しい

無いものねだりをするのが人間の常ですが、男らしさ女らしさにしても、兄らしさ姉らしさにしても、それを求めるには「自分らしさ」や「平等」などを追及していては得られない、と思っておいたほうが良さそうです。

皆さんに少しでもお役に立つ情報が提供できるよう定期的に更新していきます。

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Posted by admin