子育てにつまづいたときすべてを解決してくれる「仮定」の話
こんにちは!親塾へようこそ。ここでは、不登校や子育てについての知識を増やし、「なるほどなあ」と思ってもらえる情報を定期的にお送りしています。
今回は、子育ての問題解決には「ある仮定」が魔法のような力を発揮する、という話です。
そんな簡単に解決するならそれはすでに問題ではないのでは?
ものは試しですし、労力もかかりません。やってみるのは、今お子さんが言っていることやしていることは、実は、「自分が子供時代に言いたかったり、表現したかったこと」と仮定してみる、ということです。そうするといろんなことが見えてきます。
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こどもの言葉や態度を「過去自分が望んでいたこと」と受け止めてみて
いきなり結論です。
今現在、子育てで何かに躓いていたり、どうしても突破できない壁のようなものを感じたら、こう考えてください。
この事態は、本当は過去自分がやりたかったことなんだ
自分が言いたくても言えなかったり、したくてもできなかったことを、今こどもが自分の代わりに言ったりしてくれているんだ
といつも思う癖をつけてみてください。
そして、自分がこどもになったつもりで、「どうしてこれが言いたかった(したかった)んだろう」と考えてみてください。
もしこどもの不登校で悩んでいるならば、「自分も不登校になりたかったらしい」と仮定してみる。
もしゲームばかりするなら
もし学校で問題を起こしたなら
その問題は、すべて過去の自分のかわりにこどもが経験していることだ、と仮定することで、物事の見方が変わってきます。
▼こどもを愛せないと思ったとき
「仮定」でも真実に迫れる
たとえば、不登校の場合。
こどもは、自分がやりたかった「不登校」を経験してくれている、と考えます。
そこで、自分の過去を振り返ってみます。
・先生が乱暴で嫌だった
・お友達に意地悪されたり、周囲に合わせるのがものすごくしんどかった
・習い事が忙しくて、お母さんはいつも不機嫌だったのが辛かった
などなど、ともかく「無理やりにでも」そうしたかった理由を考えてみてください。
いろいろと無理やりにでも探求していくうち、意外な思いが表面に飛び出してくることがあります。
今まで抑圧していた、自分の本当の気持ちに気づくこと、気づいて受け入れることができれば、こどもはあなたの代わりにその経験をする役割から解放されます。
不登校で比較的よくあるのが、
お勉強ができないお友達や、イジメられていたこども、家庭的に恵まれないこどもを見て、
ああなったら嫌だな
というような恐れや、よくあれで学校に来れるな、といった自分でも受け入れがたいような驕った気持ちなど、今まで感じたこともなかった自分の本音に出会うことがあります。
そういう本音の抑圧が、現実の世界で何かの流れをブロックしてしまっている、と考えてみましょう。
自分で歓迎できないような本音を抑圧していると、その本音はどうにかしてあなたに自分の存在を認めてもらおうと、あの手この手で目の前に現れてきます。ある意味、受け入れるまでいつまでも現れ続けてくると覚悟したほうがいいかも。
自分の本音が、存在を認めるまでいつまでも現れてくる?まるでストーカーですね・・・
抑圧された本音というのは、乖離してしまった自分の心の一部です。スピ系の表現になりますが、無視し続けていると悪霊みたいになって周囲の大切な人に憑依してしまうので気を付けて!
▼自分ではないものに憑依されてしまてしまうと・・・
人間は思いを常に後世に託している
ここで一つ楽になる考え方をひとつ。
今こどもが経験していることは、「過去自分が望んでいたこと」と「仮定してください」と述べました。
仮定はあくまで仮定です。そのほうが真実が見えやすくなりますが、でもそれは真実とはまた違います。
今起きている現象は、もしかしたら三世代前の先祖が望んでいたことかも知れません。
こどもに一番影響力があるのは両親ですが、人間の思いというものは、何百年、何千年も受け継がれます。
こうなったらいいな、こうしたいな、という思いが現代を作り、現代社会は過去の人類が望んだ通りになっているのです。
だから、
今こどもに起きていることを、両親が全部責任を負う必要は全然ありません。
そもそも、何世代も前の飢えの記憶を今の若い子供たちが「摂食障害」として受け止めさせられているのを見ても、その痛ましい記憶はそのこどものせいでも親のせいでもないのです。
ではなぜ、そんな現象が、自分のこどもに表れてきたのかというと、それは「たまたま」です。
「たまたま」「その記憶を消化するために選ばれた」のがこどもであり、自分の家庭です。
選ばれたのは「その現象が表れやすい条件が整っている」こともありますが、ほぼたまたま偶然選ばれただけで、まったくランダムです。
夫婦で同じ食生活をしていても片方は病気になり、片方は元気というのと同じです。
ただ、選ばれたからには、その記憶を浄化する役割を負った、ということでもあります。
もし今あなたが受け止めて浄化しないと、あなたの代わりにこどもがいつまでもその役割を負わされたままになるし、そこでも浄化できなければ後にまたほかの誰かが同じことで苦しみます。
今、あなたの目の前に現れた問題を、あなたが解決してあげれば、地球上からまた一つ、苦しみの種が無くなることになります。
だからこそ、たとえ「自分が望んでいたこと」と無理やり仮定してでも、問題を正面から受け止め、その奥にある抑圧された本音を探り出してください。
もしそれが探り当てられ、浄化してしまえば、こどもはそれを経験する役割から解放されます。
過去のどこの誰が望んだことかわからない問題を、自分のこどもが引き受けるなんて・・・ツイてないですね・・・
病気でも、天災や事故でも、「たまたま」がすべてです。ただ、「たまたま」でも、受け止めなければ先に進めません。
もし受け取ることを拒否したら、自分のこどもやほかの人に「受け取る」役割を回してしまうだけです。
まとめ
子育ての問題で苦しむとき、
なんでうちの子が・・・
と苦しむかも知れません。
そう思う時点で、人はみんな心の奥底で、
「たまたまこの役割を引き受けさせられた」
とということを知っているからでしょう。
その問題は、いつか誰かが受け止めるべき問題で、今回はたまたまあなたに回ってきただけです。
それでも正面から受け止めて浄化させ続けるのが、世の中みんなの役割です。
時には、
なんてつまらない役割だろう
と神様に不満を言いたくなる時もあるかもしれません。
でも、自分が受け止めないとこどもにその役割が回って行ってしまうと考えれば、勇気を持って立ち向かえるのではないでしょうか。
問題に立ち向かうたった一つの武器は、
「これは、昔自分がしたかったことなんだ」と受け止め、自分の心の奥底にある抑圧された本音に触れ、それを解放することです。
親がこどもに嫌な役割を回すことが無いよう、いつも自分の心の中の本音と向き合って浄化し続けるようにしてください。
皆さんに少しでもお役に立つ情報が提供できるよう定期的に更新していきます。
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